40代女性が考える節酒のメリット(個人的な感想・体感)をお伝えします。
と言っても、わたしも毎日の家飲みを止めてたったの1ケ月。それに断酒ではないので、人と外食の時は飲んでもいいかなとゆるくやっています。それでも毎日1.5〜2Lほど飲んでいた頃と比べ、メリットは数多く感じているので、お酒を控えてみようかなと思ってる方の参考になると嬉しいです。※止める気がしない気持ちもわかりますので、無理におすすめするわけではありません
朝の後悔がない
私の場合、これが一番かもしれません。朝起きると「あー。また飲んじゃった。今日(夕方)こそは絶対飲まないぞっ」と後悔と反省から始まっていました。自分で決めた事を守れないっていう後ろめたさを毎朝感じてたんですよね。朝から反省で始まると一日メンタルがのりません。ましてや飲みすぎて具合が悪い場合はフィジカルでも生産性が上がりません。そしてそんな1日を過ごした自分にせめてものご褒美で、夕方になるとまた飲んでしまう・・という負のスパイラルに陥ってました。
お腹の調子が良い・頭痛がしない
理由もなく定期的にお腹を壊していました。いわゆるピーです。 でもお酒を止めてからはそれがないんです。他に何も変えていないので、お酒が原因だと思ってます。
また、量がすすむと、アセトアルデヒドのせいで頭痛がします。なんとも言えない痛さですよね。飲まない方には当たり前ですが、あの二日酔いが絶対起こらないのは嬉しいことです。
痒みがなくなった
わたしは25歳くらいから20年間ほどほぼ毎日飲んでいました。そして今考えると飲み始めた頃から原因不明の痒みに悩まされていました。皮膚科に何軒も行きましたが、治ることはなく、2日に1度は痒くなり、痒くなると薬を飲んで抑えていました。この時は原因わからず、(酒が原因なんて思ってもみませんでした)慢性化してるので治るのは難しいかもといったことを言われて、自分でも一生付き合うものだと諦めていたんですよね。 しかし、実は過去にも一度節酒に挑戦したのですが、その時1ケ月ほど飲まなかったんです。するとほどなくして薬を飲んでないことに気づきました。その時「お酒(たぶん、麦かアルコールそのもの)だったんだ・・」とハッとしました。それからまた飲酒の日々になり、間隔は長くなったものの薬は必要だったのですが、今現在1年は飲んでいません。 勝手な解釈ですが、花粉症と同じで、身体がお酒の飽和状態を迎えたときに出るのかなと思ってます。このまま飲み続けるとまた再発するだろうとも思いますが、もうあの痒さはごめんです。
よく眠れる
節酒に至るまでは、他の方のブログや動画を見たり、本を読んだりしてました。その中でも多くの方が仰ってますが、これほんとです!始めて3、4日は全く眠れませんでした。寝酒が欲しいと思ってました。でもたった3、4日でも朝の後悔がなくなっていたので、我慢我慢・・。1週間ほどすると驚くほどぐっする眠れるようになり、朝もすっきり目覚めることが出来ています。
一日が長くなった
私の場合、19時頃に帰宅してから500mlを2本ほど飲酒しながらご飯を食べ、お風呂の後は寝る直前までまた1本2本と飲んでました。その間動画を見たりネットを見たり、今でなくてもいいものをポチっと買ってしまったり・・と記憶に残っていない時間を過ごしていたんです。冷静に考えると、1日3時間強飲酒に使って、そのために他の事が出来なくなっていた状態です。1週間で約1日分の時間です。そう考えると勿体ないですよね。今はこのブログや資格取得のための時間に出来ています。自分のために時間をプレゼントできた気分で、新しいことに挑戦出来るっていいです。
家族や愛犬との時間を持てる
2本目、3本目になると、だんだん面倒になって適当になりませんか?ただの酔っ払いです。
話も適当に聞く、適当に返事する。翌日「⚪︎⚪︎って言ってよね」と言われても覚えてません。愛犬とも適当な遊びしかしてないし、ナデナデ不足で、ストレスも溜まっていたと思います。これでは大事な家族からの信頼も薄れていきますよね。
言動が荒々しくなくなった
飲みすぎて酔っ払うと、言動が荒々しくなっていました。感覚がおかしくなるので、行動も適当になり、大雑把になり・・。冷蔵庫のドアや扉をバタンッとしめたり、家族が出来ていない些細な事が妙に気に障ったりして、嫌味っぽく指摘してしまいます。飲んでる最中は楽しくなっているのですが、ある量を境に攻撃的な一面が出てくるように思います。これも我に帰った時、反省して落ち込んでいました。
悲観的な考えがなくなった
一人で飲んでいると、ネガティブなことがものすごく大きくなって頭を占めます。あの人なんでちゃんとしてくれないんだろう、自分の将来このままでどうなるんだろう、明日の会議で失敗したらどうしよう、などなど。的確な答えが出るわけでもなく、考えても仕方ないような事が堂々巡り。寝るまでに考えだすと、泣けてくることもありました。いまは一切ありません(笑)。もちろん、どうしようと思うことはありますが、こうしようかな?とかあの人に聞いてみたらいいかも!とか、どうにかなるかなーの方が強くなりました。元々楽天的な性格だったのが戻ってるのかも。
飲酒代+おつまみ代がうく
毎日飲んでいた量は、だいたいビール500 ml1本、酎ハイ2〜3本。2L飲酒でコンビニ金額で換算すると、1000円くらいでしょうか?これにおつまみ代も2〜300円プラスです。1ケ月で約4万円!アルコールも5〜9%です。毎月4万も払って心身に悪いことをしていたかと思うとぞっとします。(でも断酒はしない笑)でも、代わりにスイーツ欲求が出ており、結局毎日何かしら買ってしまいますが、糖尿病にならない程度はOKと割り切ってます。
いつでも車に乗れる安心感
最近また大きな地震があり、自分の住んでいる街もわかりません。また、家族や愛犬が急病になったときにも、すぐに車を出せる安心感があります。他にも、車通勤ではありませんので毎日ではありませんが、週末の朝は、「大丈夫と思うけど、昨日のお酒残ってないよね」と心配することも完全にゼロになりました。これは自分の行動において自信が持てることに繋がっています。
節酒のメリットまとめ
ということでわたしの感じる節酒のメリットでした。
お酒=毒という考え方もありますが、わたしはそこまでは思いません。お酒と節度をもった付き合いができれば、人間関係や日々の生活にプラスになると思います。わたし自身、お酒を後悔なく美味しく楽しく飲むためにも、節酒を心がけていきたいです。
お読みいただき、ありがとうございました。